この度、武術界では「韓氏意拳」でその名の知られている、韓家に伝わる「古典中医学・一指禅推拿」を東京では初めて公開することになりました。

韓星橋先師は韓家に伝わる伝統武術を学びながら、10代の頃には中医学の研究も始められました。星橋先師は上海中医学学院の創始者であり形意拳の名手、郭雲深師の初期の高弟でもあった銭硯堂師に出会い、伝統中医学の世界に受け入れられました。後に銭硯堂師は星橋先師を意拳の創始者である王郷斎先師へ紹介し、その教えを受けることができるように推したのでした。郭雲深師の晩年の弟子であった王郷斎師にとって兄弟子にあたる銭硯堂師の推挙とあって韓星橋先師は王郷斎先師に就いて学ぶ機会を得たのです。このような経緯から韓家では銭硯堂師を恩人としています。

この銭硯堂老師が継承されていた中医学の技法こそが、韓家に伝えられ、この度東京で初めて紹介される「一指禅推拿」です。この韓家に伝わる一指禅推拿を体験し、施術を行う側に必要な身体の状態を知り、施術できる様な身体を施術者自身が養う方法を、韓家伝来の站樁功や養生功を通じて学習して行きます。中医学という枠に関わらず、医療、施術、治療に携わる方には必見です。

一部：韓家中医学 中医学養生功編

〜治療家、施術者のための韓氏意拳の站樁功と養生功〜

05/03(金) 10:00-12:30

こちらでは主に施術者自身が施術する為の身体を養うために自分でできる練習方法などをご紹介いたします。

二部：韓家中医学 一指禅推挐編

〜韓家に伝わる中医学と一指禅推拿の紹介〜

05/03(金) 15:00-17:30

こちらでは韓家に伝わる伝統中医学の学理学術と、一指禅推拿の実技の紹介、自分で取り組める練習方法などをご紹介いたします。また韓競辰師による実際の一指禅推拿の実演も予定しております。